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アメリカンフットボール部 福島県内で3日間のボランティア活動に従事

「ゆうゆうファーム」での活動を終えて笑顔の学生たち

体育会アメリカンフットボール部は3月1日~3日の3日間、福島県内で農作業を中心としたボランティア活動に従事した。これは、明治大学ボランティアセンターと日本財団学生ボランティアセンターとの協定に基づき実現したもので、アメリカンフットボール部からは、部員・スタッフ・OBの有志45人が参加した。

参加学生は学内での勉強会を経て当日に臨み、ボランティア初日は、アメリカンフットボール部の練習拠点・八幡山グラウンドの近くからバスでいわき市に移動。現地到着後、翌日に作業を行う農場「ゆうゆうファーム」のスタッフから、作業の内容や農場で栽培しているフルーツ「フェイジョア」などについて説明を受けた。
2日目は、朝から「ゆうゆうファーム」に移動し、ビニールハウスへのビニール張り、フェイジョアへの施肥、木柵の製作、森林の間伐などの作業をグループに 分かれて実施。学生たちは日々のクラブ活動で培った体力とチームワークを生かし、予定されていた作業を次々にこなしていった。

最終日となる3日目は、福島県南相馬市の鹿島地区にある仮設商店街「かしま福幸商店街」と仮設店舗「かしまの翼」を訪問。被災地を見て、復興に取り組む人々から直接話を聞くことで、被災地の現状についての理解を深めた。

学生たちは「福島を訪れたことで、普段不便なく生活できていることが当たり前ではないことに気づいた」、「私たちにできることは『福島の力強さ』を伝えて いくことだと感じた」、「今回のボランティアの経験を周囲の人々に伝え、この活動を継続して中身の濃いものにしていきたい」などと、気持ちを新たにしてい た。