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「スマートキャリアプログラム」3期生入校式

新たなステージに向けて歩み始めた3期生

明治大学の生涯学習機関・リバティアカデミーは4月9日、履修証明プログラム「女性のためのスマートキャリアプログラム」の3期生(2016年度春期)65人の入校式を、駿河台キャンパス・グローバルホールで挙行した。

開式のあいさつに立った竹本田持社会連携機構長(農学部教授)は「仕事への復帰に向けてステップアップを目指す方、キャリアアップを目指す方がここに集まっている。同じ目的を持って集まった人とのつながりは、今後の大きな財産となる。明治大学の施設を活用して大いに学び、これから羽ばたいていく糧にしてほしい」と受講生を激励した。

その後、講師紹介を経て、本プログラムでも講師を務める宇井美智子氏(UCA研究センター所長)が「学びが変革する行動心理」と題して記念講演を行った。

宇井氏は行動心理の観点から、講義・セミナーの効果的な受講方法について、「受講して数日以内に、鏡に向かって教わったことを話してほしい。話すことによって知識が身に付き、自分の話し方や表情にも気づくことができる」と解説。また、本プログラム修了後に新しい組織で仕事を始める際の注意点として、「能力があっても、現場が認めてついてきてくれなければ何もできない。そのためには『信頼』と『好感』の2点が重要だ」とアドバイスを送った。

本プログラムは、出産や育児などで仕事を離れた女性や、キャリアアップを目指す女性を対象に、将来のマネジメント層となり得る人材の育成を目的として、2015年度に開講。マーケティングや金融・財務、ビジネススキルなど体系的なビジネスカリキュラムを提供し、これまでに57人の修了生を輩出している。