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満開の桜も祝福、定年退職者へ感謝状を贈呈

万感の思いを後進に託す伊藤副学長

明治大学は3月31日、多年にわたり本学の発展に尽力した2015年度定年退職者(教員24人/職員16人)への感謝状・記念品贈呈式を、駿河台キャンパス・アカデミーコモンで挙行。日髙憲三理事長、福宮賢一学長ら役員・役職者が多数列席する中、盛大な拍手とともに、退職者一人ひとりに感謝状と記念品が手渡された。

あいさつに立った日髙理事長は、大学へのこれまでの貢献に感謝の意を表した上で、「後進たちがしっかりと引き継ぎ、一生懸命努力していく」と決意を示し、「人生はまだ長い。健康に留意し、自由な時間を楽しんで」と労いの言葉を贈った。

続いて、福宮学長は1980年代からの大学の様相を振り返りつつ、「厳しい時代も大学の正常化のために命がけで挑んでいただいた」と敬意を表し、「第二の人生も穏やかで実りあるものに」と門出を祝した。

退職者を代表して謝辞に立った伊藤光副学長(総合政策担当、理工学部教授)は、長年をともにした同僚、関係者への感謝を述べるとともに、「大学は若者を育成する場。夢と希望を持って元気に活躍する若者を一人でも多く輩出していってほしい」と、さらなる発展に期待を込めた。

またこの日、退職者であり勤続満30年を迎えた商学部の佐藤政光教授に対する、永年勤続者表彰も併せて行われた。

(肩書は当時のもの)