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「中野区グローバル戦略推進フォーラム」を開催



明治大学が幹事会メンバーを務め、賛同団体に名を連ねる中野区グローバル戦略推進協議会は3月28日、「中野区グローバル戦略推進フォーラム」を中野キャンパス・5Fホールで開催した。

同協議会は、中野区内の産業や経済の国際競争力強化に向け、“産学公金”が一体となったビジネスの活性化や活動基盤整備を推進するため、2015年に設立。田中大輔区長が代表を務める。

開会に先立ち、あいさつに立った田中区長は「都市間競争と言われる中で30年、50年後の将来を見たときに、区民が安心して暮らし続けられる経済活力を持った街づくりをしなければならない」と述べ、本フォーラムへの期待を寄せた。

第1部の基調講演では、(株)ぐるなび代表取締役会長・創業者の滝久雄氏が「ICTで広がる食の都市観光」をテーマに、膨大な飲食店をインターネットでつなぐ「ぐるなび」の経営理念や事業戦略などを紹介。「1時間前のものは『情報』でないかもしれないという時代になってきた」と、情報発信におけるスピードの重要性を指摘した。

「中野発グローバルビジネスの可能性」と題した第2部のパネルディスカッションでは、コーディネーターやパネリストのほか、コメンテーターとして田中区長、台湾から本学への留学生カオ・ユーチャンさん(国際日本学部3年)が登壇。それぞれの立場から、活発な意見が飛び交った。