Go Forward

新入生代表らに土屋学長から記念品を贈呈

(右から)土屋学長、新井さん、川畑さん、石川文学部長

2016年度入学式において、8233人(学部生7321人、大学院生912人)の新入生を代表して、午後の部で宣誓を行った川畑りささん(法1)と、日本学術振興会の「第6回(平成27年度)日本学術振興会 育志賞」を受賞した新井崇之さん(文研D3)に5月25日、土屋恵一郎学長からそれぞれ記念品が贈呈された。

新井さんが受賞した「日本学術振興会 育志賞」は、将来、わが国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士後期課程学生を顕彰することで、若手研究者の養成を図ることなどを目的に、平成22年度に創設。新井さんは、本学で初めて受賞した。

和泉キャンパス・共通会議室で行われた記念品贈呈式には、土屋学長のほか、石川日出志文学部長も同席。

贈呈にあたり、土屋学長は「明治大学という自由な場で、自らのやりたいことにたくさん挑戦してほしい。その中で、ぜひ海外にも出てほしい」と川畑さんを激励し、新井さんに向けては「本学初めての育志賞受賞ということに加えて、理系分野の受賞が多い中、初の東洋史での受賞というのも喜ばしいこと。研究が本になったら、ぜひ読ませてもらいたい」と述べた。

2人には記念品とともに、入学式の学長告辞でも引用された、臨済宗相国寺派管長・京都仏教会理事長である有馬頼底氏の『大樹に登れ』という言葉が書かれた色紙も贈られた。

石川文学部長は川畑さんに対し「大樹に登り、明治大学を足掛かりに、世界で活躍してほしい」、新井さんには「後輩が次に続く道を作ってくれた。今後も精進してほしい」と、それぞれ期待を込めた。

その後の懇談では、入学してからの大学生活や在学中に達成したい目標、学位論文や研究テーマなどの話に花が咲いていた。