Go Forward

事例から学ぶ「危機管理広報セミナー」を開催



広報戦略本部は7月20日、大学役員・役職者や事務管理職らを対象にした「危機管理広報セミナー」を駿河台キャンパス・アカデミーコモンで開催。土屋恵一郎学長ら約120人が出席した。

これは、大学にかかわる事件・事故や不祥事の発生時に、的確な広報対応が取れるよう、日頃からの意識向上を目的に、2013年から毎年実施している。

外部講師を招いた今回のセミナーでは、「危機が起こった時の初動対応」をテーマに、企業・団体の事例を紹介。実際に発生した事案や報道内容から学ぶと同時に、本学の危機管理広報体制を再確認した。

危機発生時の対応について、「現場の初動対応」「情報の共有」「外からの目とスピード感」など、迅速な情報収集と意思決定の重要性が解説された。また、スマートフォンなどの普及によるインターネット上のリスクや、海外で事件・事故が発生した際の対応など、ここ数年で事例が増えている案件についてケーススタディが行われた。出席者はメモを取るなどしながら、真剣な表情で話に聞き入っていた。