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VIBEプログラム(四大学連携)で明大生がオランダ大使館で観光誘致策を提案

留学生と日本人学生が協力してプレゼンテーション 最後は全員笑顔で

明治大学政治経済学部が、桜美林大学、ロッテルダム応用化学大学(オランダ)、東フィンランド大学(フィンランド)と共に取り組む、国際インターンシップ付協定留学プログラム(VIBEプログラム)の成果報告会が7月13日、オランダ大使館(東京都港区)で開催された。

第2回の留学生受け入れが7月末に終了するのを受け企画された今回の成果報告会は、欧州2大学から明大に留学中の留学生8人と、政治経済学部、経営学部の学生6人で構成された明大グループと、桜美林大グループがそれぞれ発表した。明大グループは、5月下旬に栃木県益子町において実施したインターンシップのテーマ、「欧州での益子の酒、陶器の販売促進」「欧州の観光客・ビジネス客の益子への誘致」についてプレゼンテーション。地元の観光産業や益子町役場、観光協会などを訪れ調査してきた成果を踏まえ、学生、留学生の視点から考えた観光誘致策を大使館関係者らに対し提案した。一方、桜美林大グループは、「墨田区への外国人観光客誘致」をテーマに、観光地としての墨田区の魅力や、課題解決策について発表した。

グループ発表後には、オランダ大使館広報・政治・文化部のバス・ヴァルクス氏から各発表に対する講評や、時折ユーモアを交えた質疑応答なども行われた。このほか、同部のピーター・ファン・スローテン氏から、同大使館の取り組みに関する説明もあり、参加した学生にとって国際色豊かな場面でのコミュニケーションは貴重な経験となった。

VIBE プログラム

A New Vision on International Business-related Education。欧州連合(EU)と日本政府が実施しているICI-ECPプログラムから補助金を受け実施しているもので、四大学が連携し国際インターンシップ付協定留学の実施や、教員の交換派遣(教育方法の交換)を行うプロジェクト(実施期間:2014年10月~2017年9月)。