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春学期「交換留学生修了式」—143人の留学生が明治大学での学びを終える

恩師らと笑顔で(政治経済学部) 修了証を受けるエピファーニさん

明治大学での交換留学プログラムを春学期で修了する外国人留学生の「交換留学生修了式」が7月29日、駿河台キャンパス・グローバルフロントで行われ、1学期間または1年間在籍した各国からの留学生が出席した。

この交換留学プログラムは、明治大学と海外の大学間または学部・研究科間での協定に基づき相互に留学ができる制度で、協定校の数は36カ国・地域190大学(2016年3月現在)に広がっている。修了式は毎学期末に開催され、今回は143人が対象となった。

修了式では、ロンドン大学アジア・アフリカ研究学院からの留学生エピファーニ・ジョルダーノさん(商学部、イタリア出身)が留学生を代表し、小室輝久国際教育センター長から修了証を受け取った。「2015年度第20回明治大学学長杯留学生日本語スピーチコンテスト」(日本語教育センター主催)で学長賞を受賞したエピファーニさんは、留学生活を振り返り、「最初は不安があったが、充実した毎日を送ることができた」と英語と日本語の両方でスピーチ。会場は和やかな雰囲気に包まれた。また、明治大学の国際化および留学生を支援している連合駿台会の田村駿会長からも、激励のことばと記念品が全員に贈られた。

修了式後のフェアウェルパーティーでは、留学生が指導教員らと笑顔で語らう姿が至る所で見かけられ、日本での留学生活が有意義であったことがうかがえた。留学生は、明治大学での経験を活かし、所属する大学に戻った後も、より一層の活躍が期待される。