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総合数理学部が科学の不思議を体験する「わくわくサイエンスラボIN中野」を開催

自ら作った不思議な映像に興味津々(空中映像を作ろう) ミドリムシってきれいだね(微生物の大行進)

総合数理学部は8月9日、科学の不思議や面白さを「工作」や「実験」を通して体験する、「わくわくサイエンスラボ」を中野キャンパスで開催した。

総合数理学部の開設とともに、数理科学の魅力を子供たちに体験してもらうことを目的としたこの科学教室は、今年で4回目となる。当日は、「微生物の大行進!」「フェナキスチスコープを作ろう!」「空中映像を作ろう!」「ロボットを操ろう!」の4つのプログラムが実施され、小中学生約80人が新しい発見や驚きに目を輝かせた。

「微生物の大行進!」では、健康食品などの分野で最近注目され、光合成を行う微生物・ミドリムシで実験。光に反応するというミドリムシの生物対流の性質を利用し、泳ぎ回る微生物を操りながら、きれいな模様作りを観察した。

「フェナキスチスコープを作ろう!」では、アニメーション装置の元祖であるフェナキスチスコープ(おどろき盤)作りに挑戦。円形の型紙に等間隔に好きな絵や模様を描き、回転させて鏡に映すことで絵が動いて見えるという、不思議な仕組みを科学的に解説した。
「空中映像を作ろう!」では、スマートフォンやタブレットの画面と、自ら作成したプラスチック製の映像ディスプレイを組み合わせた装置で、空中に浮かぶ映像ができあがる仕組みを体験。特殊な装置を使ったオリジナルの空中映像づくりにもチャレンジした。

「ロボットを操ろう!」では、ロボットカーの組み立てと、それを動かすプログラム作りに取り組んだ。プログラムはパソコンを使って「命令ブロック」を組み合わせることで、どのように動くかを簡単に作ることができる。コントローラーを使わずに自在に操ることができる、自分だけのロボットカーを楽しんでいた。