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全国57地区の父母会が開催—2016年度「父母会総会・父母懇談会」

全国57地区の父母会それぞれが、今年度の事業計画・予算や前年度の決算、役員人事などを審議・報告する父母会総会。その機会に合わせて、続いて行われる大学主催の父母懇談会が、5月から7月にかけて全国各地で開催された。

約1カ月半にわたる父母懇談会には、述べ約460人の教職員が動員された。父母の出席率は全国平均で13.7%だった。各地区の父母懇談会出席者数は別表(本頁下段)のとおり。

会員の首都圏への集中傾向がより顕著となり、出席率は前年度比1.5%減となった。子女(学生)が自宅から通学している首都圏と、地方のそれとは大きな違いがあるものの、各地区の父母懇談会では、新入生父母をはじめ、真剣に相談する父母の姿が見られた。

特に父母の要望により首都圏地区のみ試験導入された、海外留学コーナーの相談件数が際立って多かった。また、父母の一番の関心事でもある就職活動の支援については、「就職力の明治と言われるとおり、満足のいく活動ができた」「(地方の国公立ではなく)明治に入学させて正解だった」という声も多く聞かれた。さらに、売り手市場と言われるとおり、内々定企業の断り方などといった個別相談も散見された。