Go Forward

コロンビア大使が来訪—両者の友好深化へ意見交換

駿河台下「古瀬戸珈琲店」のコロンビアコーヒーが振る舞われるなど終始和やかな雰囲気の中、懇談が行われた

コロンビアのガブリエル・ドゥケ駐日全権大使、アレハンドロ・ポサダ公使らが10月13日、駿河台キャンパスに土屋恵一郎学長らを訪ね、明治大学とコロンビアの大学をはじめとした今後の交流に向けて活発な意見交換を行った。

リバティタワー23階の貴賓室で行われた懇談には、土屋学長と中南米を研究対象とする越川芳明副学長(学務担当、文学部教授)、中林真理子商学部教授が出席した。

土屋学長は歓迎のあいさつで、「私の構想の一つに“ラテンアメリカ・プロジェクト”というものがある。大使閣下にもご協力いただき明大とコロンビアの関係を強めていきたい」と述べた。長年、大学教員として勤めていたドゥケ大使は、「両国の関係をさらに深め、特に教育面で連携を強化し、実質的な取り組みを探っていきたい」と積極的な姿勢を示した。

現在、明大はコロンビアの3つの大学(エアフィット大、ホルヘ・タデオ・ロザーノ大、ロサリオ大)と協定を結んでおり、中林教授が担当する商学部特別テーマ実践科目を中心に学生の相互受け入れや授業内でのビデオカンファレンスなど、具体的な取り組みが行われている。