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埼玉りそな銀行・池田社長を招き「改革のマネジメント」講座

満席となったグローバルホール

リバティアカデミーは明治大学校友会寄付講座「改革のマネジメント」を10月13日、駿河台キャンパス・グローバルホールで開催した。埼玉りそな銀行社長の池田一義氏(1981年商学部卒)が講演を行った。

池田社長は講演の前半、「失敗のマネジメント」と題し、とりわけ“りそなショック”への反省、失敗の本質が何だったのかを自らの歩んできた経歴と共に振り返った。後半は、反省を糧にして進めた“りそな改革”がどのようなものであったかを紹介し、社員の心の改革や“当たり前を疑う姿勢”の重要性、改革の継続性やりそなイズムの継承などを熱弁し、会場には頷きながら聞き入る人が多く見られた。

最後に、りそな改革を通して学んだこととして、当時のりそなホールディングス会長の細谷英二氏の座右の銘である「百術は一誠にしかず」を紹介。戦略以上に人づくりを大切にすることなど多くのことを学んだといい、「自分自身が学んだことを実践できているかどうかが、結果として企業の力に繋がっていく」と力強く語り、講演は盛大な拍手とともに終了した。