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興奮と感動を再び—明大アスリートのリオ五輪報告会を開催

花束が贈られ笑顔の丹羽選手(左)と冨田選手

明治大学は、この夏のリオデジャネイロオリンピックに出場した明大アスリートの活躍をたたえ、大会を振り返る「リオデジャネイロオリンピック報告会」を10月20日、駿河台キャンパス・リバティホールで開催。現役明大生として出場した、卓球の丹羽孝希選手(政治経済学部4年)、ボート競技軽量級女子ダブルスカルの冨田千愛選手(政治経済学研究科博士前期課程1年)、サッカーの室屋成選手(政治経済学部4年)のうち丹羽選手、冨田選手が登壇し、五輪での戦いを報告した。

冒頭、あいさつに立った柳沢敏勝副学長(スポーツ振興担当、商学部教授)は、「明大から3人のトップアスリートを輩出できたことは大変喜ばしい。今日は目一杯、祝福してほしい」と集まった約350人の学生らに呼びかけた。

銀メダルをさげて登壇した丹羽選手は、関係者への感謝を述べた上で、「入学した時からリオ五輪でメダルを獲得すると目標にしていた。達成できてうれしい」と報告。初めての五輪出場で健闘した冨田選手は、「結果は12位だったが、強豪イギリスに勝つことができ手応えもあった。東京五輪ではメダルを狙っていきたい」と意気込みを語り、会場は大きな拍手に包まれた。欠席した室屋選手も「期待に応えられず悔しい。W杯でリベンジしたい」とメッセージを寄せた。

明大アスリート2人への質問コーナーでは、IOCの認可記者としてリオ五輪を取材した情報コミュニケーション研究科博士前期課程1年の橋本大周さん(本紙第696号既報)がインタビュアーとして登場。普段は語られることの少ない学生生活や今後の目標について質問するなど、2人の魅力に迫った。

ほかにも、五輪での戦いを振り返る映像の上映や、応援団のパフォーマンスなどが行われ、最後は全員で校歌斉唱。興奮冷めやらぬ中、閉会となった。