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商学部・ 菊池ゼミが「明大マートの価値向上策」を調査——事業者へ研究成果を発表

店舗関係者の前で発表する菊池ゼミの学生

小売業のマーケティング戦略について学んでいる商学部の菊池一夫ゼミは、今年8月~10月の3カ月間、駿河台キャンパス内で文具や飲食物、明大グッズなどの販売を行う明大マート駿河台店の価値向上策について調査研究を行ってきた。そのまとめとして10月26日、明大マートの運営元である株式会社明大サポートと、フランチャイズ契約を結ぶ株式会社ポプラの関係者を招き成果を発表した。

今回調査にあたった3年生18人は、「品揃え班」「商品レイアウト班」「プロモーション班」の3グループに分かれて、各々の観点から明大マートの価値向上策を探った。

まず発表を行ったのは、「品揃え班」。在学生を対象に「学生の欲しがる商品」についてアンケート調査した結果を基に、「飲料の販売温度の見直し」や「大学ゆかりの地の商品とコラボ」などの提案を行った。次に「商品レイアウト班」は、顧客の購買記録を分析し店内での動線を考察。顧客にとって購買意欲が高まるような商品レイアウトを提言した。最後の発表となった「プロモーション班」は、店内外の広告展開に関する改善点を指摘。広告の色使いやSNSを使った告知方法、在学生とコラボした販売促進活動について提案した。

発表を受けて、明大サポート、ポプラの関係者らからは「アンケート内容が大変興味深い」「すぐにでも取り入れたいアイデアもあった」などの声が上がり、ゼミ生たちの調査研究に強い関心を示していた。