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中国社会科学院と金融学術研究会を北京で開催



11月28日、中国社会科学院と国際連携本部との共催で、金融学術研究会「マイナス金利時代の金融リスク」が、中国・北京市内のホテルで開催された。

2014年11月に本学で開催した研究会に続く第2回目の学術会議で、中国社会科学院の世界経済・政治研究所に加え、中国人民銀行、清華大学、中央財経大学から研究者が出席。日本からは勝悦子政治経済学部教授に加え、東京大学の河合正弘教授(元明治大学特別招聘教授)、日本銀行北京事務所の和田健治事務所長、野村資本市場研究所北京事務所の関根栄一代表、キヤノングローバル戦略研究所の岡嵜久実子研究主幹など多くの研究者が参加した。
会議では、日本のマイナス金利政策、日中金融システムの強化、トランプ次期米大統領の経済政策と日中金融経済など多岐にわたるテーマについて、友好的な雰囲気の中、長時間におよぶ忌憚ない議論が交わされた。

中国社会科学院と本学は2010年に学術協定を締結しており、主に文学研究科において日中交流と関係史のテーマを中心に交流を深めてきた。2014年からは、金融の分野に関わる研究者間でも共同シンポジウムを開催するなど、精力的に活動を行っている。