駿風

先日、某財団が主催する学生交流会で学生たちの満面の「笑み」に接した。学生がみせる笑顔は本学に限らないことに素直に驚き、喜びを感じた。笑顔は大事である。

いまの学生は、国際化、就職のためのリテラシーの修得などさまざまな社会的要請の中で忙しく、不安を抱えている。教職員も同じである。真の「笑み」は人の生きる喜びの表れであり、またそれに接する人の気分を爽快にする。大学の社会的使命の一つは有為な人財を社会に送ることであるが、学生一人ひとりが真の「笑み」を絶やさず社会へ巣立つことができることを願う。

19世紀の英国の思想家であり、人類に対する情愛の人であったJ. S.ミルは、人の「笑み」が自然にこぼれる理想の社会について、次のように語った。

「進歩の目的は、人を互いに他者がいなくてもよい状態に置くことだけではない。人が従属を伴わない関係の中で他者とともに、もしくは他者のために働くことができるようにすることでもなければならない」。

自立(律)の精神と協働の精神が横溢する社会。ミルのこの理想と、Leading Universityとしての明治大学の使命は重なり合うものだと考える。

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