菊池ゼミは、カゴメ商品から野菜を摂取するとアプリで数値化され、商品の購買後もカゴメが消費者と継続的に関わり、価値を共創することができる「&KAGOMEのアプリ化」を提案し、最優秀賞に選ばれた。他にも、野菜の機能性を強調しながら、使用場面を提案する広告プロモーション展開や、農家を支援しながら、朝食を食べない若者に対してサラダを提供し、社会問題の解決と企業の経済利益を両立させようとするプランが提案された。
終了後には、稲垣氏によるマーケティング事例の紹介や質疑応答など、現場の意見を踏まえた活発な議論も行われた。カゴメの担当者は、「消費者としての学生の視点でカゴメを批判的に捉え、建設的な提案だった」と好意的に評価した。