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日本での就職活動を支援 留学生向けキャリアセミナーを開催

自らの体験を余すところなく語った先輩たち(和泉キャンパス)

明治大学に通う外国人留学生が日本での就職活動に円滑に取り組むことができるよう、国際教育センターは1月17日、「外国人留学生向けOB・OG就職キャリアセミナー」を和泉キャンパス・図書館ホールで開催。1年生から大学院生まで、4キャンパスに通う留学生約30人が参加した。

当日は、日立製作所でソフトウエア開発等システムエンジニアとして働くサイシンさん(2014年理工研修了)、明治大学の外郭事業会社・明大サポートで主に留学支援等を担当しているシュカミさん(2016年情コミ卒)の2人のOGが登壇した。

パネルトークでは、現在の業務内容や仕事のやりがい等自らの体験談を披露。日本で働くことを決めた理由について、「異文化を体験しながら学ぶことができる」「英語も使える留学生を日本企業は積極的に採用している」とグローバルな働き方を紹介した。

また、日本特有の就職活動について話題が及ぶと「セミナー参加やOBOG訪問を積極的に行った」「筆記試験対策は重要」という基礎的な内容から、「面接では日本語をうまく話せなくても簡潔に伝える」「日本人学生とも積極的に交流して情報収集する」といった留学生ならではの対策が語られ、参加者たちは熱心にメモをとる等活発な質疑応答が行われた。

生田キャンパスから参加した留学生は、「とてもいい機会。早めに就職活動について考えることが大切だと改めて感じた」と、充実した表情で将来へのイメージを膨らませていた。

駿河台キャンパスでも実施

内定を勝ち取った術を真剣な眼差しで聞く留学生(駿河台キャンパス)

1月18日には、就職キャリア支援センター主催の「OBOG&内定者就活体験報告会」が、駿河台キャンパス・グローバルフロントで開催された。

富士ゼロックスや京セラコミュニケーションシステム、日立製作所、パナソニック等大手企業の採用試験を突破した先輩たちが、パネルディスカッションや座談会を通して自身の就活体験を丁寧に説明した。

留学生たちは一心に耳を傾け、今後の就職活動に生かそうとしていた。