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国際武器移転史研究所 『航空機産業と航空戦力の世界的転回』を刊行



国際武器移転史研究所はこのたび、研究双書の第1弾として『航空機産業と航空戦力の世界的転回』(横井勝彦編著、日本経済評論社)を刊行した。

第一次世界大戦での航空戦の経験や関連技術の進歩を背景に、将来の戦争における航空戦の重要性に世界の注目が集まり、急成長を遂げた欧米諸国の航空機産業。さらに、20世紀を通じて、航空機の生産国と輸入国は飛躍的に増加し、航空機産業はまさに世界的転回を遂げた。

本書は、全9章で構成され、20世紀の航空戦力の拡大や、それを支える航空機産業の世界的転回の実態を検証し、そこに通底する論理を解明するもの。

世界の航空機産業史を軍民転用や武器移転・技術移転等との関連から論じた我が国初の研究成果といえる。