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臨床心理士資格試験・明大から7人が合格

高い合格率で修了生の99%が資格を取得

ガッツポーズで意気込む合格者たち

2016年度の臨床心理士資格認定試験の結果が発表された。明治大学からは大学院文学研究科臨床人間学専攻臨床心理学専修の修了者7人が合格。今年度も高い合格率となった。

臨床心理士資格は、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が指定した大学院修士課程を修了後、同協会が年1回、秋に実施する試験に合格した者に与えられる。本学は養成大学院の指定を受けており、合格率の全国平均が60%前後の中、毎年80~100%の合格率を維持。今年度も88%と高い水準となった。

今回の合格者を含め同専修では、修了生の99%にあたる88人が資格を取得。臨床心理士として医療機関や教育相談所、スクールカウンセラーなど現場で活躍している。

合格祝賀会を開催

1月28日、合格祝賀会を駿河台キャンパス・グローバルラウンジで開催。小林正美副学長(総合政策担当)、石川日出志文学部長、野田学文学研究科長をはじめ、大学関係者、OB・OGによって組織される明大臨床心理士会会員、大学院生が多数列席し、合格者を祝した。

小林副学長は、「これからの社会において臨床心理士の役割はさらに大きくなる。今後の活躍を期待したい」と祝辞を述べた。続いて、明大臨床心理士会の宮尾亮子幹事は、「我々の仕事は人の一番苦しいところに寄り添う仕事。これからは仲間として支えあい、自分自身もケアしながら頑張ろう」とエールを送った。

  受験年度 修了者数 受験者数 合格者数 合格率 全国平均
1期生 2007 11 11 82% 69%
2期生 2008 11 11 100% 66%
3期生 2009 78% 62%
4期生 2010 100% 61%
5期生 2011 83% 61%
6期生 2012 11 11 100% 59%
7期生 2013 10 10 90% 62%
8期生 2014 10 11 10 91% 60%
9期生 2015 10 10 100% 62%
10期生 2016 88%
未発表
89   88 99%