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就職活動のはじまりを告げる風物詩「出陣式」を開催

学生キャリアサポーター8人による応援メッセージが贈られた

2018年3月卒業・修了予定の学生を対象とした「出陣式~就職活動直前セミナー~」が1月30日、駿河台キャンパス・アカデミーホールで開催された。

この行事は、3月から本格化する就職活動を前に、学生・教職員一丸となって内定獲得の士気を高めることを目的として、毎年催されているもの。生田・中野の両キャンパスにも同時中継され、約600人が参加した。

第一部は、大学公式キャラクター「めいじろう」を引き連れて登場した土屋恵一郎学長によるあいさつからスタート。能研究者でもある土屋学長は能装束にたすき掛けの装いで、「挫けることもあるかもしれないが、自らを信じて」と、就活を間近に控える学生を激励した。

続いて、就職キャリア支援センター長の越川芳明副学長が登壇。シェイクスピアの戯曲「終わりよければ全てよし」になぞらえ、「就活は『始まりよければ全てよし』、つまりスタートが肝心だ」と熱弁をふるった。さらに、福田敏行就職キャリア支援部長は就活への心構えや就活生を狙った悪徳セミナーへの注意喚起をし、「不安があればどんなことでもセンターに相談してほしい」と呼びかけた。

商社やメーカー、金融業など各業界から見事内定を勝ち取った4年生の学生キャリアサポーター8人による応援メッセージでは、「大変なこともたくさんあるが、就活を楽しんで乗り越えてほしい」「友達や家族、センターの方など周りの人をたくさん頼って」などのアドバイスが贈られた。最後には応援団による校歌斉唱とエールが行われ、会場は熱気に包まれた。

続いて第二部では、就活準備講座を実施。2018年卒向けの採用活動のスケジュールや、これからすべき準備、面接対策などについて具体例を挙げながら担当者が解説した。新卒入社後、約3割が3年以内に退職しているという事例も紹介され、「内々定はゴールでなくあくまで通過点。5年後、10年後にどんなキャリアを描いているのか、よく考える時間にしてほしい」と締めくくった。

参加した学生らはメモを取るなど、目前に迫った就活を見据えて熱心に聞き入っていた。