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格付投資情報センターから「AA(新規)」の格付を取得

明治大学はこのたび、(株)格付投資情報センター(R&I)から「AA(新規)」[格付けの方向性:安定的]の格付評価を受けた。

これは、本学の持つ教育・研究の質の高さと学生募集力、就職実績、卒業生の厚み、国際化推進・教育力の向上を目的とした改革への取り組みなどが総合的に評価されたもの。「AA」は、同社の格付評価を受けている学校法人では最上位の評価となっている(4月5日時点)。

今回、経営財務を中心とした第三者からの学校法人評価を確認し、経営改善に資する有益な情報を得ることなどを目的に、格付の取得に至った。これを受けて柳谷孝理事長は「歴史と伝統に甘んじることなく、多様性ある教育・研究への支援と健全経営を推進していきたい」と意気込みを語った。

主な格付理由は以下のとおり。


主な格付理由((株)格付投資情報センター発表から抜粋)

*130年を超える歴史に支えられたブランド力、卒業生の厚み、「就職の明治」と評される就職実績、駿河台をはじめとするキャンパスの立地の良さなどが評価され、総志願者数は全国トップクラスを維持している。併願の影響を除いた実志願者数の水準も高く、学生募集力は極めて強い。

*教育力の向上に向けて、留学がしやすくなるような授業時間割の見直しなど総合的教育改革を進めている。こうした取り組みは外部からも評価されており、文部科学省の大型事業であるスーパーグローバル大学創成支援事業にも選ばれた。研究・知財戦略機構を設け、研究力の強化も進めていて、複雑な数理科学を研究する「先端数理科学インスティテュート」などは注目度が高い。

*社会・地域連携にも力を入れており、生涯教育を担うリバティアカデミーが日本有数の規模に育っている。また、図書館を通じた地域社会への貢献なども評価できる。