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国際武器移転史研究所 『国際政治史における軍縮と軍備管理』を刊行



国際武器移転史研究所はこのたび、研究双書第二弾として『国際政治史における軍縮と軍備管理』(榎本珠良編、日本経済評論社)を刊行した。

19世紀以降に、兵器生産技術が飛躍的に発展したと同時に、兵器の生産や保有、移転などの規制が幾度となく試みられてきた。本書では、こうした時代の軍縮・軍備管理における、武器移転規制と軍備の削減・制限の位置付けや関係性を考察し、過去の時代に関する研究が現代の政策論議に対して持ちうる示唆を検討している。

また、本書は、歴史学者と安全保障研究者・実務者による学際的・国際的な研究に向けた課題を特定し、新たな研究を展望する内容となっている。概要と目次は国際武器移転史研究所ウェブサイトで紹介している。