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松本特任教授が国際ガスハイドレート会議で「Lifetime Achievement Award」を受賞

松本特任教授(左)と同時受賞した長年の研究仲間、カリフォルニア大学スクリップス海洋研究所のMiriam Kastner名誉教授

ガスハイドレート研究クラスター代表の松本良研究・知財戦略機構特任教授が、第9回国際ガスハイドレート会議(6月25日~30日、アメリカ・コロラド州デンバー)において、「Lifetime Achievement Award(生涯功績賞)」を受賞した。

この受賞は、松本特任教授による天然のガスハイドレートの産状・起源・環境インパクトや資源ポテンシャルに関する長年の研究と、海洋調査という現場での研究を通じて多くの研究者を育成し、日本とアジアのハイドレート研究のレベルを高めてきた功績が国際的に高く評価されたもの。同会議における最高の栄誉とも捉えられており、ハイドレート研究を積極的に支援する本学にとっても名誉あることといえる。

同会議は、世界のハイドレート研究者が最新の研究成果を発表し、議論する場として3年ごとに開催されている。ガスハイドレート研究クラスターは今回、連携する千葉大学、秋田大学、鳥取大学の教員、研究員、大学院生とともに、7本の口頭発表と4本のポスター発表を行った。また、会議初日の全体集会では松本特任教授らによる論文が発表されるなど、世界の研究者が日本海の表層ガスハイドレートに強い関心を持っていることを印象付けた。