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「国連アカデミック・インパクト」第1回会合に明治大学が参加しました

2010年08月09日
明治大学

 明治大学はこのほど、潘基文(パン・ギムン)国際連合事務総長の来日に際して8月4日に早稲田大学で行われた、「国連アカデミック・インパクト」第1回会合に参加しました。
 当日の会合には、明治大学のほか九州大学、早稲田大学、中央大学、大阪商業大学の学長および副学長が出席。各大学の実際の活動や、今後のアカデミック・インパクトの推進について、意見交換がなされました。

 本学からは針谷敏夫副学長(総合政策担当)、勝悦子副学長(国際交流担当)、川島高峰情報コミュニケーション学部准教授をはじめとする大学関係者、オブザーバーとしてHRW(Human Rights Watch)の関係者らが出席。針谷副学長から、HRWと連携した人権問題への取り組みや、生田キャンパスにおける平和教育登戸研究所資料館の開設など、明治大学が取り組む5つの活動が紹介されました。

 潘事務総長はアカデミック・インパクトへの賛同に謝辞を述べるとともに、各大学の活動に言及。明大の取り組みについては、「権利自由」「独立自治」の建学の精神に触れつつ期待を寄せました。
 会合終了後、潘事務総長は「平和と軍縮」をテーマに講演し、参加5大学の学生ら約450人と、「核なき世界の実現」に向けて対話を行いました。

 明治大学は、「アカデミック・インパクト」への参加を通して、今後も地球規模の課題解決にコミットしていきます。
◆アカデミック・インパクト −明治大学の試み−

アカデミック・インパクトとは
 「国連アカデミック・インパクト」とは、国連と世界の高等教育機関(主に大学)を結びつけるグローバルな取り組みであり、2009年度より活動が本格化しています。
 国連が定める「人権」「識字能力」「持続可能性」「紛争解決」の4つの分野における普遍的な10原則のうち、参加学術機関が、毎年少なくとも1つの原則を積極的にサポートする活動を求めるものです。
 なお、本年11月18日には、ニューヨークの国連本部にて「アカデミック・インパクト発足式」が実施される予定です。

◆国際連合広報センターHP「国連アカデミック・インパクト、第1回会合を開催」