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体育会ラグビー部、関東大学対抗戦で慶大に7季ぶり勝利

2010年11月03日
明治大学

後半最初のトライをもたらしたNo.8杉本主将の突進後半最初のトライをもたらしたNo.8杉本主将の突進

モールを押し込んでのトライに気勢を上げる重戦車FWモールを押し込んでのトライに気勢を上げる重戦車FW

7季ぶりの慶大戦勝利を喜ぶ明治フィフティーン7季ぶりの慶大戦勝利を喜ぶ明治フィフティーン

試合後の会見に臨む吉田監督と杉本主将試合後の会見に臨む吉田監督と杉本主将

 明治大学体育会ラグビー部は文化の日の11月3日、関東大学ラグビー対抗戦Aグループ第5戦目となる慶應義塾大学との一戦(東京・秩父宮ラグビー場)に臨み、20−17で勝利。対抗戦の同カードを7季ぶりに白星で飾るとともに、今季ここまでの戦績を5戦全勝とした。

 指導2年目を迎えた吉田義人監督(1991年政経卒・元日本代表WTB)のもと、強みのフォワードを押し出す戦いぶりが光る明大。開幕から4連勝で迎えた慶大との伝統の一戦は、全勝どうしの両チームがその力をぶつけ合った。

 明大はNO.8杉本博昭主将(商4)を中心にチームがよくまとまり、攻守ともに集中したプレーをみせた。前半終了間際のロスタイムにモールを押し込んでフォワードでトライを奪うと、後半開始直後にも、ターンオーバーから杉本主将が切り込んでトライを挙げるなど勢いに乗り、試合終盤で粘りをみせた慶大を振り切った。

 今後明大は、昨季大学選手権優勝の帝京大、そして伝統の明早戦と、相次いで対抗戦の大一番に挑む。
 なお、次戦となる対帝京大学戦は11月21日、秩父宮ラグビー場にて14:00キックオフ。

【NO.8杉本主将の試合後コメント】
 今日のゲームはタイトな展開になるだろうと、チームの皆が意識として共有していました。タックルやブレイクダウンなど、後半も最後の最後までチームとして気持ちを切らさず、春から練習で積み重ねてきたことを出せました。そうしたひとつひとつの積み上げを大事にしながら、次の帝京大との一戦に向けて改めて頑張っていきます。

【吉田監督の試合後コメント】
 今季、フォワードの強化・ディフェンスの強化を行ってきた成果が形になった。杉本主将のキャンプテンシーのもと、強みであるフォワードを全面に出して主導権を握り、後半、スクラムやモールといったフォワードの勝負どころでチャンスをものにできた。
 まだまだ修正していく部分は多々あるものの、タイトなゲームを選手たちが最後までひたむきにチャレンジし、プライドを持って戦い、そして勝利したことを、まずは選手たちへおめでとうと伝えたい。

◆明治大学体育会ラグビー部公式ホームページ

◆関東ラグビーフットボール協会ホームページ