Go Forward

ニュース・イベント情報

法学研究科・秋山さん(M1)が樫山奨学財団「35周年記念特別賞」を受賞

2010年11月17日
明治大学

亀岡理事長から点字がほどこされた盾を受け取る秋山さん亀岡理事長から点字がほどこされた盾を受け取る秋山さん

祝賀に駆けつけた指導教授ら大学関係者との記念撮影祝賀に駆けつけた指導教授ら大学関係者との記念撮影

 明治大学大学院法学研究科の秋山里奈さん(博士前期課程1年)が11月10日、アテネパラリンピック100メートル背泳ぎや、先のIPCオランダ世界大会での世界新記録での銀メダル獲得などの活躍により、財団法人樫山奨学財団の「35周年記念特別賞」を受賞しました。

 同財団は、株式会社オンワード樫山の創業者樫山純三氏(故人)により、未来ある優秀な大学生への奨学援助を目的として1977年に設立されました。
 秋山さんが今回受賞した賞は、同財団35周年を記念して企画され、努力して頑張っている若者を表彰することで、未来ある大学生および大学院生の一人ひとりの前向きな努力への触発を期待して設けられたものです。

 表彰にあたり同財団の亀岡エリ子理事長は、「チャレンジこそオンワードスピリットの真髄。自分の力を信じてチャレンジをし続ける優秀な若い人を選定することができた」と喜びを語るとともに、「秋山さんの努力と成果が人々に勇気と感動を与えてくれた」とその功績を称え、点字をほどこした記念の盾と副賞の目録を贈呈しました。
 つづいて、株式会社オンワードホールディングスよりオンワード賞として、オンワード樫山ブランド「プライドグライド」のドレス(着用)の目録が手渡されました。このドレスは、秋山さんのイメージに相応しいと亀岡理事長が表彰式に先立ち見立てたものです。

 秋山さんは、関係者や支えてくれた方々に謝辞を述べた上で、「私にとって文字どおり特別な賞になりました。世界新を出しながらも銀メダルに終わったオランダ大会以来、挫折感に悩んでいましたが、賞に込められた意味や想いが立ち直るきっかけを与えてくれました」と受賞の喜びを語り、「今後は大学院での勉強とあわせ、水泳日本代表としてトレーニングに打ち込み、2012年のロンドンオリンピックでの金メダル獲得を目指します」と力強く宣言し、会場から盛大な拍手で祝福されました。