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明治大学マンガ図書館北京大学閲覧室の設立に合意しました

2010年11月26日
明治大学

意向書を取り交わす針谷副学長(左)と呉副校長意向書を取り交わす針谷副学長(左)と呉副校長

閲覧室設立の調印を祝す関係者一同閲覧室設立の調印を祝す関係者一同

 明治大学は11月23日、中国・北京大学との間で「明治大学マンガ図書館北京大学閲覧室設立に関する意向書」に調印しました。

 北京市内の北京大学博雅国際会議センターで行われた調印式には、針谷敏夫副学長(総合政策担当)、土屋恵一郎教務担当常勤理事、藤本由香里国際日本学部准教授、森川嘉一郎同准教授および林振江研究・知財戦略機構特任教授らが参加。北京大学からは、呉志攀北京大学常務副校長はじめ、厳軍同国際合作部副部長、李洪権同国際合作部交流弁公室高級項目官員、程朝翔同外国語学院院長、金勛同日本文化研究所所長らが列席しました。
 両大学関係者に加え、在中国日本国大使館の山田重夫公使らも見守る中、針谷副学長と呉副校長が調印し、意向書をとり交わしました。

 この意向書は、北京大学における日本のマンガ・アニメ文化の十分な展示を確保するため、明治大学がマンガ図書資料を提供し、北京大学が閲覧室の提供とその日常的な運営を行うことに双方が合意したもの。今後は、必要に応じて具体的な事柄に関わる協議が推進される見通しです。

 調印後、針谷副学長は「本学のマンガ図書館の北京大学閲覧室ができることを光栄に思う。この施設を通じて中国の人々に日本文化を知ってもらうとともに、両大学の関係をさらに強化したい」と語りました。北京大学の呉副校長も「明治大学が本学に閲覧室を置くことを喜ばしく思う」とし、良質な作品を通じた文化・学術的な交流促進にも期待を寄せました。今回の調印を機に、両大学の関係がますます深まることが期待されます。

◆学長スタッフコラム「明治大学マンガ図書館」