理事長年頭所感 世界へ、着実に踏み出す1年に

2015年01月01日
明治大学

理事長
日髙 憲三

 2015年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 さて、現在、日本社会は、グローバル化、少子化、情報化の影響を受け、労働市場や産業構造が流動化し、大きな変革期を迎えています。個人の価値観や働き方が多様化し、将来の見通しが不確かないま、大学の果たすべき役割は大きく変化しています。

 そのような中、明治大学は、昨年、文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援(SGU)」事業に採択されました。そして、先端数理科学インスティテュートの「共同利用・共同研究拠点」の認定や女性研究者研究活動支援事業(一般型)採択と、本学の教育研究活動が、高い評価をいただいたことを嬉しく受け止めています。しかし、同時に社会の期待に、大きな責任も感じています。2011年に策定した学校法人明治大学長期ビジョンで、本学は「世界へ—国際人の育成と交流のための拠点 世界で活躍する強く輝く『個』を育てる教育研究の実現」を10年後の明治大学の姿として掲げました。2018年以降、日本の18歳人口の減少は加速化し、大学淘汰の時代を迎えます。私たちは、個を強くする教育の質の向上、先端研究の拠点形成、そしてグローバル戦略を、さらなるスピード感をもって、推進します。

 現在、本学は、構成員が目標を一つにして、歩みを進めています。昨年、長期ビジョンに基づく、学校法人明治大学中期計画(第1期)を策定し、8つの分野で基本方針と具体的な施策を立てました。そして、毎年度の事業計画と予算編成に反映させることで、中長期計画と単年度計画をリンクさせ、絶え間なく事業の見直しを図ります。変化の激しい時代に生き残るため、私たちは、まず、帰属収支差額の改善に努め、強固な財務基盤を築きます。そして、事業規模の適正化、制度改革、柔軟でしなやかな組織とシステムの構築を進め、グローバル時代に耐えうる大学経営に努めてまいります。いずれも困難かつ重要な課題ですが、これらの解決なくして教育研究活動の充実、本学の永続的な発展はありません。山積した課題に真摯に向き合い、断固たる決意で大学改革を進めます。

 明治大学が、世界へ、着実に踏み出す1年とするために、皆様方におかれましては、今後ともご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 結びに、新しい年の皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。

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