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文部科学省の私立大学研究ブランディング事業に、明治大学の「Math Everywhere:数理科学する明治大学—モデリングによる現象の解明—」が選定

2016年11月22日
明治大学 広報課

文部科学省の平成28年度私立大学研究ブランディング事業(タイプB)に、明治大学の事業「Math Everywhere:数理科学する明治大学—モデリングによる現象の解明—」が選定されました。

「私立大学研究ブランディング事業」は、全学的な独自色を大きく打ち出す研究に取り組む私立大学等を文部科学省が選定し、経常費・施設費・設備費を一体として重点的に支援するものです。全国198校から申請があり、「タイプA(社会展開型)」に17校が、「タイプB(世界展開型)」に明治大学を含む23校が選定されました。

明治大学の事業名は「Math Everywhere:数理科学する明治大学—モデリングによる現象の解明—」。
現代社会に現れる複雑性に起因する難問題の解決手段として、モデリング(数理モデル構築)による現象解明の重要性はますます高まっています。明治大学ではこのような状況をいち早く認識し、モデリングによる解明をミッションとする現象数理学を、先端数理科学インスティテュート(MIMS)のもとで展開してきました。本事業においてMIMSは、学長のリーダーシップの下、社会に現れる複雑現象に関連する緊急課題の解明に挑戦します。

本事業を通じて、「① 生物、社会システムの形成と破綻現象のモデルからの解明」、「② 錯覚現象の解明と利用へのモデルからの接近」、「③ 金融危機の解明に対するモデルからの挑戦」、「④ 産業イノベーションをもたらす折り紙工法の幾何学モデルからの貢献」、「⑤ 機械学習に基づく感性モデルによる快適介護空間の構築」の5つを研究課題と定め、研究に取り組みます。