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熊本地震から1年を迎えて

2017年04月14日
明治大学

2016年4月14日夜(前震)と16日未明(本震)、熊本県を中心とする大地震から1年が経ちました。2度の大きな揺れと続く余震により、深刻な被害と影響が発生しました。お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、被災者の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

明治大学には、熊本県出身の学生による「明熊会(めいゆうかい)」、保護者の方々の「熊本県父母会」、そして卒業生の「校友会熊本県支部」などの組織があります。地震発生後の昨年6月、学長が熊本県父母会総会に出席してお見舞いを申し上げ、震災復興支援センターでは学内4キャンパスでの写真展開催、明熊会を中心とした諸活動に対する支援、校友会熊本県支部行事への協力などに取り組んできました。

1年が経過したとはいえ、自宅の崩壊で避難生活を続けている方、道路等の不通により不自由な生活を余儀なくされている方、心に大きな傷を受けられた方など、まだ解決できないことは多くあります。復興の歩みが着実に進むことをお祈りし、本学も協力を続けて参ります。

一方で、1年は短いようで長く、私たちの記憶は徐々に風化してしまいます。こうした「記憶の風化」を防ぐことは、被災者や被災地域への復興支援とともに大切です。昨年4月を思い起こしつつ、校旗の半旗掲揚により弔意と復興祈念の思いを示すことといたします。