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明治大学体育会ラグビー部、大学選手権で19年ぶりの準優勝

2018年01月11日
明治大学 広報課

先制トライで試合の流れを引き寄せた梶村選手先制トライで試合の流れを引き寄せた梶村選手

1点差での惜敗に肩を落とす選手たち1点差での惜敗に肩を落とす選手たち

明治大学体育会ラグビー部は1月7日、秩父宮ラグビー場で行われた第54回全国大学ラグビーフットボール選手権大会(大学選手権)の決勝に臨み、帝京大学に20-21で惜敗。準優勝となりました。

今季の関東大学対抗戦を5勝2敗の2位で終えた明大は、大学選手権に準々決勝から出場。12月23日に行われた準々決勝で京都産業大を27-21、1月2日の準決勝では大東文化大を43-21で破り、第35回大会(1998年度)以来19年ぶりとなる決勝進出を果たしました。

21年ぶりの大学選手権優勝をかけた帝京大との決勝戦は、スタンドを埋めた2万人を超える観客からの大声援が送られる中でキックオフ。前半7分に梶村祐介選手(政治経済学部4年)が、相手パスのインターセプトから約60mを独走して先制トライ。これをきっかけにトライを重ね、17-7とリードして前半を終えました。後半も5分に堀米航平選手(商学部4年)のペナルティゴールでリードを広げたものの、その後はトライを取り切れず、帝京大の連続トライで20-21と逆転を許します。チームはロスタイムまで攻撃を繰り返したものの、無念のノーサイド。惜しくも1点差で敗れ、大学選手権準優勝となりました。

丹羽政彦監督のコメント

ずっと勝ち切ってきたチームと、19年ぶりに来たチームの少しの差があった。選手はよくやってくれて、満(古川主将)と梶村を中心にラグビーに真摯に向かい合ってくれた。ここで勝っていれば「New MEIJI」として1年間やってきたことが大きな形として残ったが、決勝で明治のラグビーを見せられたことも文化として残せたと思う。4年生にはありがとうと言いたいし、もう一歩前に出るためにどうすべきか考えて、今の3年生以下を育て、次こそは帝京さんの10連覇を阻止する最初のチームになりたい。

古川満主将(商学部4年)のコメント

試合中ずっと、明治大学のファン・OB・OGの方から19年ぶりの思いが詰まったかのような温かい応援をしていただいた。今までは悪いプレーをするとヤジが飛んできたが、今日は「ドンマイ!」「次、次!」と温かい言葉をもらえた。やっていて楽しかったし、このように素晴らしいOB・OGの方が応援してくれる文化がある明治大学を選んでよかったと思う。