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明治大学体育会サッカー部の5選手がJリーグに加入内定 —和泉キャンパスで記者会見を開催

2018年12月06日
明治大学 広報課

ユニフォーム姿で明大生と記念撮影を行う5選手

明治大学体育会サッカー部は12月6日、日本プロサッカーリーグ「Jリーグ」への加入が内定した5選手の記者会見を、和泉キャンパス・図書館ホールで開催しました。

サッカー部からJリーグへの加入が内定したのは、岩武克弥選手(政治経済学部4年/浦和レッドダイヤモンズ)、上夷克典選手(商学部4年/京都サンガF.C.)、袴田裕太郎選手(法学部4年/横浜FC)、小野雅史選手(政治経済学部4年/大宮アルディージャ)、村田航一選手(法学部4年/水戸ホーリーホック)の5人です。

記者会見では、冒頭に体育会サッカー部の井上優部長(文学部准教授)が、日ごろの支援に感謝を述べたうえで「今後も選手の活躍を見守ってほしい」とあいさつ。続いて栗田大輔監督が「1年生の頃から日々もがき、成功と失敗を繰り返しながら、自分自身で考え、乗り越え、仲間との競争に打ち勝って、みんな成長していく。その毎日の積み重ねが、プロ選手の誕生につながっている」と選手の努力をたたえ、5選手の経歴やプレースタイルを紹介しました。

その後、各選手が明治大学での大学生活を振り返りながら、現在の心境や目標を語りました。各選手のコメントは以下の通りです。

岩武 克弥(いわたけ・かつや)選手/浦和レッドダイヤモンズ加入内定

4年間苦しい時期もありましたが、夏に全国優勝できたのは、自分としても明治大学に恩返しができたかなと思います。今後インカレがあるので、しっかりチーム一丸となって、優勝できるように頑張りたいと思います。

上夷 克典(うええびす・かつのり)選手/京都サンガF.C.加入内定

2年生の時にデビューして、2年、3年とスタメンがつかめず、4年でスタメンを取り、今年の夏には全国大会で日本一になることができました。明治大学の日々の練習で培ってきた『球際・切り替え・運動量』という3原則は、自分自身この4年間で一番成長した部分だと思っています。今後の目標は、まずはインカレ優勝することと、京都サンガでは開幕から必ず試合に出て、中心選手としてチームの勝利に貢献できるように頑張っていきたいと思います。

袴田 裕太郎(はかまた・ゆうたろう)選手/横浜FC加入内定

左サイドバックとしては183cmと大きい方で、クロスに対する跳ね返しや、フィードへの跳ね返しが特徴です。また、攻撃に関しては、左足からの正確なパスと、オーバーラップしてからの左足のクロスを武器としています。今後の目標はインカレで優勝することです。この4年間で大きく成長させていただいて、明治大学体育会サッカー部に対する感謝はすごく大きいので、感謝の気持ちをプレーで表現して、優勝という結果で恩返ししたいと思っています。来季からの目標は、開幕戦から出場し続けることです。横浜FCは今年惜しくもJ1に上がれなかったので、来年度は必ずJ1に昇格できるように頑張っていきたいと思っています。

小野 雅史(おの・まさひと)選手/大宮アルディージャ加入内定

4年間を振り返って一番印象に残っているできごとは、昨年の初めに右ひざをケガしてしまったことです。非常に苦しくて悩んだ時期ではありましたが、家族や仲間をはじめ、多くの方のサポートを感じることができ、改めてサッカーができる喜びや、こういう環境が当たり前じゃないということを強く実感しました。また、ピッチから離れたことで、新しい発見や多くの気づきがあったので、サッカー以外のところでの成長も見られ、非常に印象に残っています。今後の目標は、インカレを獲ることです。来季の目標は、開幕戦を狙っていきたいと思います。

村田 航一(むらた・こういち)選手/水戸ホーリーホック加入内定

4年間を振り返ると、レベルの高い先輩であったり同期であったり、栗田さんやスタッフの方々に成長させてもらったというのが率直な感想で、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。サッカーだけではなく人間として大きく成長させてもらったと感じています。大学を通してサッカー部以外の仲間と交流を深めたり、就職活動を経験したりしました。今までサッカーだけを見ていたのが、社会を知ったことで、社会におけるサッカーのあり方やちっぽけさ、サッカーだからこそ与えられる影響などを考えることができ、本当に良い学びがあった4年間だったと感じています。今後の目標としては、まだインカレが残っているので、まずは大学でインカレを獲って、最高の仲間と笑って終わりたいです。来期に関しては、開幕スタメンと、自分の得点で1試合でも多くチームに勝利をもたらせるように、日々精進していきたいと思っています。

体育会サッカー部は、12月12日から開催される「第67回全日本大学サッカー選手権大会」に出場します。5選手を含む現チームとしては最後の大会に臨むサッカー部を、ぜひ応援ください。