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更新日:2006.10.26 |
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商学部・小川ゼミがフリーペーパー『QooRan(クーラン)』を発行!! |
商学部小川智由ゼミが千代田区の地域活性化事業とのタイアップでフリーペーパーを発行した。同ゼミは昨秋にゼミ活動の一環として、御茶ノ水・神保町を紹介したフリーペーパー『御茶保町』を発行。この実績をもって今年3月にフリーペーパーを利用した地域活性化案を区に提案、それが結実して今回の発行の運びとなった。
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5つのエリア |
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・ 御茶ノ水・神保町
・ 秋葉原・神田
・ 丸の内・霞ヶ関
・ 九段・飯田橋
・ 市谷・半蔵門 |
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冊子はA4判全カラー48ページ。対象地域を前回取り上げた御茶ノ水・神保町から千代田区全体に拡大し、5つのエリアに分けて地図を掲載。街の特徴と97におよぶ協力店舗を紹介している。
制作には夏休みを捧げて取り組んだ。3・4年生あわせて40名ほどのゼミ生が、学年の壁を越えて力を出し合い、汗を流した。マネジメント局、クリエイティブ局、編集局、渉外、マップデザインの5つのグループに分かれて活動。協力店舗の開拓や営業、取材など制作を通じて街の人たちと数多く触れ合った。営業に訪れた店舗で門前払いを受けることもあれば、「私も明治なんだよ!」と思いがけないところで先輩から応援されたことも。「理論と実践」。地元・千代田区をフィールドに学んだひと夏。明大生として、自分たちが学ぶ地域の魅力を再発見したようだ。
冊子の名前は『QooRan(クーラン)』。このタイトルには、各店舗の紹介欄に空欄が設けてあり、「周囲の人たちと回し読みをしながら、書き込み、自由に使ってほしい」という想いが込められている。通常、作り手から読み手への一方向のフリーペーパーが、双方向を越えて、さらに読み手から読み手へ。書き込んでいくことで、誌面が育ってゆく。無限の方向性がうまれるのだ。読者同士での情報交換はもちろん、参加店は寄稿を集めて店内に掲示すればちょっとした口コミ宣伝ができる。利用の可能性は無限大。こうした、新しいコミュニケーションツールとしての目新しさもこの冊子の大きな魅力だ。
編集後記にはメンバー全員の声がひと言ずつ寄せられている。活動を通じて成長した様子が誌面から溢れている。小川教授は「夏休み返上の編集制作プロセスだったが、ゼミ生たちは、協力してもらった方々から大学の講義では得がたい多くのことを学び、成長した」と協力者へ感謝を語っている。

発行部数は3万部。学内や千代田区の施設ほか参加店舗などで配布されている。
◇商学部ホームページ
◇小川ゼミホームページ
【編集後記】 |
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