2010年6月30日
北海道の先住民族「アイヌ」の伝統文化や、首都圏在住のアイヌの人々の活動を紹介する企画展『いま、アイヌ文化を生きる』が7月2日(金)から26日(月)まで、明治大学生田キャンパス(川崎市多摩区)の生田図書館Gallery ZEROで開催されます。
「チカラカルペ」と呼ばれるアイヌの民族衣装
会場には、アイヌ民族の祭具や民具、衣装、手工芸品など約50点を展示。近隣諸国との交易で得た物や、北海道の豊かな自然の中での狩猟採集の暮らしぶり、生活空間全般を崇拝する信仰など、独特の世界観を築き上げてきたアイヌ民族の伝統文化と、いまの首都圏で継承されているアイヌ文化をうかがう事ができます。
開催期間中の7月13日(火)には、首都圏在住のアイヌの人々が、伝統儀式の「カムイノミ」(※火の神を介した神々への礼拝)や古式舞踊、伝統楽器によるアイヌ音楽の演奏、木彫りの実演などを披露。世界中の人々にアイヌ文化を伝える彼らの活動の一環を紹介します。
―記―
《会期》 7月2日(金)〜7月26日(月) ※入場無料・一般の方も来場可
《開館時間》 平日:9時〜19時 土曜:9時〜18時半 日曜祝日:10時〜16時半
《場所》 明治大学生田図書館 Gallery ZERO(川崎市多摩区東三田1−1−1)
※下記地図をご参照ください
※ご来館の際は公共機関のご利用をお願いいたします