明治大学と気仙沼市が復興協力協定を締結
～学生・教職員ボランティアの派遣、市職員採用試験への会場提供など協力～
明治大学と宮城県気仙沼市はこのほど、東日本大震災に関わる諸課題の解決や施策の実施について協働するため、「明治大学と気仙沼市との震災復興に関する協定」を締結しました。震災復興を目的とした明治大学と自治体との協定は、福島県新地町、岩手県大船渡市に続き、3件目です。
調印は2012年5月18日に気仙沼市役所で行われ、福宮賢一・明治大学学長や菅原茂・気仙沼市長らが出席しました。
今後は、気仙沼市で震災復興活動を実施している大学で構成する気仙沼大学ネットワークへ参加すると共に、学生・教職員のボランティア活動の派遣を行う予定です。
また、気仙沼市の復興計画に必要な職員の採用試験を、明治大学を会場として実施することなども予定しています。
■連携協力の内容
(1)震災後の地域復興、地域活性化に関わる連携
(2)地域の担い手となる人材育成のための連携
(3)地域の教育・文化・学術の振興・発展のための連携
(4)その他両者が必要と認める事項
■今後の取り組み
(1)住民ニーズに関する継続的なアンケート調査の実施と、調査結果にもとづく支援活動の策定、提案
(2)英語による国際的な情報発信の支援
(3)被災自治体間の交流拠点の整備
(4)小中学校における学習支援、課外活動支援
調印後、握手を交わす菅原市長（左）と福宮学長