明治大学(東京都千代田区)は地域連携プログラムの一環として、8月初旬と下旬の計6日間、福井県鯖江市に学生15名を派遣します。学生たちは、「鯖江ブランド創造プロジェクト~交流人口の増加に向けて」をテーマに、①観光、②食、③若者向けさばえブランド、④地域住民主体のまちづくりをキーワードとして、現地調査および現地でのフィールドワークを実施。さらに、地域住民・行政・関係団体の方々と熟議形式*で課題を絞り込み、現地調査・取材を経て、成果報告(政策提言)します。
鯖江市は明治大学創立者の一人である矢代操の出身地。本学と鯖江市は2011年11月に連携協定を締結しました。この協定に基づき、今年7月には明治大学の駿河台キャンパス(東京・御茶ノ水)で「ふるさと鯖江 食のフェア」を開催するなど様々な連携活動を行っています。
鯖江市での活動日程
事前調査
8月5日(月) |
鯖江市内視察、関係者への取材、グループワーク |
8月6日(火) |
熟議(課題や問題点の洗い出し) |
現地調査
8月26日(月) |
オリエンテーション、グループワーク |
8月27日(火) |
現地調査・取材 |
8月28日(水) |
現地調査・取材 |
8月29日(木) 9時30分~ |
中間成果発表(鯖江市役所多目的ホールにて) |
※熟議とは、多くの当事者による「熟慮」と「討議」を重ねながら政策を形成していくこと。明治大学では2012年3月、文部科学省との共催による「地域と共生する大学づくりのための全国縦断熟議『熟議2012 in 明治大学』」を開催した。