明治大学(東京都千代田区)は地域連携プログラムの一環として、8月初旬と下旬の計6日間、山形県天童市に学生11名を派遣します。学生たちは、「てんどう活性化プロジェクト~観光誘客・交流人口の拡大について~」をテーマに、①将棋駒、②いで湯、③フルーツの里をキーワードとして、現地調査および現地でのフィールドワークを実施。さらに、地域住民・行政・関係団体の方々と熟議形式*で課題を絞り込み、現地調査・取材を経て、成果報告(政策提言)します。
天童市は明治大学創立者の一人である宮城浩蔵の出身地で、2010年12月に「天童市と明治大学との連携協力に関する協定」を締結しています。天童市で行う市民向けの公開講座や、駿河台キャンパス(東京・御茶ノ水)で今年6月に実施した「ふるさと天童、食のフェア」など様々な取り組みを行っております。
天童市での活動日程
事前調査
8月5日(月) |
天童市内視察、関係者への取材、グループワーク |
8月6日(火) |
熟議(課題や問題点の洗い出し) |
現地調査
8月26日(月) |
オリエンテーション、グループワーク |
8月27日(火) |
現地調査・取材 |
8月28日(水) |
現地調査・取材 |
8月29日(木) 13時~15時 |
中間成果発表(天童市立中央公民館 3階にて) |
※熟議とは、多くの当事者による「熟慮」と「討議」を重ねながら政策を形成していくこと。明治大学では2012年3月、文部科学省との共催による「地域と共生する大学づくりのための全国縦断熟議『熟議2012 in 明治大学』」を開催した。