明治大学・慶應義塾大学・関西学院大学・山形大学の4大学が連携・推進する研究プロジェクト「感性に基づく個別化循環型社会の創造」が、2014年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
本プロジェクトは昨年、文部科学省と科学技術振興機構の産学連携事業「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」のトライアル拠点(COI-T)に採択されたもので、万人向けに大量生産されたものを、そのまま受け入れるだけの受動的消費社会ではなく、「自らが、欲しいものや必要なものを可視化し、デザインして作りだすことができる社会」の実現を目指して研究活動を推進しています。その結果、特に「高い技術力を持ち、日本をリードする大学や企業が連携して、高速3Dプリンタの開発や、創造性を拡大する情報共有基盤やインターフェースの研究など、今後著しい成長が期待されるビジネス領域の基盤づくりが行われているのは素晴らしい」として高く評価されました。
今後は、今回の受賞を契機に、創造的生活者を中心としたモノの共創・流通・使用を可能にする社会の実現に向けて、基盤となる技術と社会制度の研究を推進していきます。
<プロジェクト概要>
<グッドデザイン賞受賞展「グッドデザインエキシビション2014(G展)」に本プロジェクトが出展>
10月31日(金)から東京ミッドタウンで開催される受賞展「グッドデザインエキシビション2014(G展)」会場で、本プロジェクトが本年度受賞作として紹介される予定です。「グッドデザインエキシビション(G展)」は最新のグッドデザイン賞受賞デザインが一堂に紹介されるイベントとして毎年人気を博しています。
■会期:10月31日(金)~ 11月4日(火) 11時~20時
■会場:東京ミッドタウン(東京都港区六本木)
参考資料