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プレスリリース

明治大学黒耀石研究センター及び資源利用史研究クラスター共催シンポジウム「海と山の1万年~縄文早期の生業と社会~」—10月29日(日)に駿河台キャンパスで開催—

2017年10月23日
明治大学

明治大学黒耀石研究センター及び資源利用史研究クラスター共催シンポジウム
「海と山の1万年~縄文早期の生業と社会~」
10月29日(日)に駿河台キャンパスで開催—

明治大学黒耀石研究センター及び資源利用史研究クラスターは、シンポジウム「海と山の1万年~縄文早期の生業と社会~」を実施します。

本シンポジウムは、温暖化によって自然環境が大き く変容する1万年前の海辺と山間部の縄文人の生活を比較します。定住的な社会が形成された縄文時代の初頭には、各地の環境に適応して多様な資源の利用が開始されます。今回はこれらの実態を解明するために、先史考古学と動物・植物考古学や人骨の古食性分析など、さまざまな分析手法を用いた検討を行います。

とくに国史跡の長野県栃原岩陰遺跡と、近年新たに発見され話題を呼んでいる千葉県取掛西貝塚を対象にした比較検討を試みます。また海外の関連研究の紹介もあります。ぜひ、明治大学の最先端の研究を取材していただき、お取り上げいただきますよう、よろしくお願いいたします。

日にち 2017年10月29日(日)10時開演 17時終了 ※受付開始9時30分~
内容 記念講演
「晩氷期と完新世初頭の間:オーストリア・チロル地方とその周辺地域の景観と考古学」D.シェーファー(オーストリア・インスブルック大学教授)
発表1「縄文早期の生業と社会をどう考えるか」阿部芳郎(明治大学黒耀石研究センター長)
発表2「栃原岩陰遺跡の調査」藤森英二(北相木村教育委員会)
発表3「取掛西貝塚の調査」石坂雅樹(船橋市教育委員会)
発表4「動物遺体からみた海と山の生業」樋泉岳二(明治大学黒耀石研究センター員)利渉幾多郎(名古屋市立向陽高等学校)
発表5「植物遺体からみた海と山の生業」佐々木由香(明治大学黒耀石研究センター員)
発表6「安定同位体を用いた古食性の特質」米田穣(明治大学黒耀石研究センター員)
会場 明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント1F グローバルホール
参加形態 先着順100名(事前の受付予約はありません)
参加費 無料(無償配布資料もございます)

お問い合わせ先

内容に関するお問い合わせ

明治大学 資源利用史研究クラスター
TEL:03-3296-1873

取材に関するお問い合わせ

明治大学 広報課
TEL:03-3296-4330

Email:koho@mics.meiji.ac.jp