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プレスリリース

国際武器移転史研究所 国際セミナー「国際法の歴史における軍事技術の制限—パーリア・ウェポンズの系譜学—」7月20日(金)、駿河台キャンパスで開催

2018年06月29日
明治大学

国際武器移転史研究所 国際セミナー
「国際法の歴史における軍事技術の制限
—パーリア・ウェポンズの系譜学—」

7月20日(金)、駿河台キャンパスで開催

ミロシュ・ヴェッツ教授ミロシュ・ヴェッツ教授

明治大学国際武器移転史研究所は7月20日(金)、国際セミナー「国際法の歴史における軍事技術の制限—パーリア・ウェポンズの系譜学—」を駿河台キャンパスで開催します。参加費無料。

産業革命後の技術の発展は、幅広い兵器の開発と使用を可能にしました。産業革命を経た19世紀に、国際法学者が特定の兵器を悪と見なして禁止を論じた時、それはどのような法的ドクトリンに基づいていたのでしょうか。
昨年、国際武器移転史研究所は新たな国際共同研究プロジェクト「パーリア・ウェポンズ」を立ち上げました。今回のセミナーでは、本プロジェクトのメンバーである、ウィーン大学法学部法制史・国制史研究科のミロシュ・ヴェッツ(Miloš Vec)教授に、19世紀に発展した特定兵器禁止のアイディアについてご報告いただきます。
ヴェッツ教授は、グロティウス、ヴァッテル、カントといった古典に触れつつ、法規範と道徳、社会的慣習の交錯を捉えるマルチ・ノーマティブ(multi-normative)な観点から、特定兵器禁止に関する国際法史を考察します。また、19世紀のヨーロッパ中心主義が、当時の国際法学者の自己認識や彼らが抱いていた技術と文明の発展への確信にいかに影を落としていたかについても、検証を加えます。

「国際法の歴史における軍事技術の制限—パーリア・ウェポンズの系譜学—」

日時 2018年7月20日(金)18:30~20:30(18:00開場)
場所 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー8階1085教室
言語 英語のみ
主催 明治大学国際武器移転史研究所
共催 「武器と市民社会」研究会
後援 兵器産業・武器移転史フォーラム
参加方法 事前登録制です。2018年7月19日(木)までに、登録フォームからお申し込みください。(参加費無料)
登録フォーム https://goo.gl/Lgc2hK
※詳細は当大学ホームページをご覧ください。http://www.kisc.meiji.ac.jp/~transfer/news/2018/20180620.html
お問い合わせ先

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