2007年12月19日〜20日 鳥取県にて 打合せと現地調査を行いました


12月19日(水)〜20日(木)の2日間、鳥取県プロジェクト始動のための現地調査と、鳥取県、鳥取市、鳥取大学との打合せのため、鳥取県に向かいました。
鳥取県プロジェクトは 女性のみを対象にしているということ、「県」という広い地域を対象としているという点が 他の4つのプロジェクトと大きく違うため、プロジェクト実行前のリサーチが特に大切だということで、なるべく時間にゆとりを持った日程で訪問させていただきました。


まず、19日は 鳥取県庁にて 文教課、男女共同参画推進課、労働雇用課の方に参加いただき、プロジェクト説明を行い、ご意見を伺いました

 

参加者

  吹野 之彦(鳥取県 企画部 男女共同参画推進課 課長補佐兼企画員)
  吉田 道生(鳥取県 企画部 青少年・文教課 課長補佐兼企画員)
  玉井 博康(鳥取県 企画部 青少年・文教課 企画員)
  石河 朋美(鳥取県 商工労働部 労働雇用課 職業能力開発係 職業能力開発係長)

  岸田 孝之(鳥取県 東京事務所 副主幹)

  吉田 悦志(明治大学 教育改革支援本部長・社会人の学び直しニーズ対応教育推進事業推進専門部会部会長 ・政治経済学部教授)
  浮塚 利夫(明治大学 学術・社会連携部社会連携事務長)
  高山 幸子(明治大学 学術・社会連携部社会連携事務室)
  岡部 理恵(明治大学 学術・社会連携部社会連携事務室)

 


事務長・浮塚の資料説明、吉田教授による挨拶、全員の自己紹介、事務局・高山より鳥取県プロジェクトの企画内容について説明のあと、意見交換ということで、質問等を受けながら議事を進めていきました。

鳥取県プロジェクトは、『とっとりグランマ倶楽部』結成プロジェクトという名前の通り、女性を対象としたプロジェクトですので、鳥取の女性について、主婦の就業率について…などを中心に 鳥取県庁の皆さんにお話を伺いました。
それを基に募集対象年齢や講座開催の時間等、お互いの意見を取り入れながら検討していきました。


20日は 朝一番で 鳥取大学に向かいました。
まず、双方の大学の紹介をした後、今回の鳥取県プロジェクトの説明を行いました。

鳥取大学で行われている講座や地域貢献はとても興味深く、今回のプロジェクトを進める上でも たいへん参考になりました。

 


 

参加者

  林 喜久治(鳥取大学 理事 地域連携担当)
  岡本 尚機(鳥取大学 産学・地域連携推進機構 地域貢献部門副部門長 准教授・工学博士)
  江谷 明則(鳥取大学 研究・国際協力部 社会貢献推進課 課長)

  岸田 孝之(鳥取県 東京事務所 副主幹)

  吉田 悦志(明治大学 教育改革支援本部長・社会人の学び直しニーズ対応教育推進事業推進専門部会部会長・政治経済学部教授)
  水野 勝之(明治大学 商学部教授)
  浮塚 利夫(明治大学 学術・社会連携部社会連携事務長)
  高山 幸子(明治大学 学術・社会連携部社会連携事務室)
  岡部 理恵(明治大学 学術・社会連携部社会連携事務室)


 


   


 


打合せの後、鳥取大学の施設を見学させていただきました。
緑が多く 広々とした大学内に、自転車通学の学生の姿が沢山見られました。
この美しい風景は 『ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー』から見たものです。


 


総合メディア基盤センターでは 遠隔講義で使用できる設備について 石田 雅准教授(鳥取大学 総合メディア基盤センター 工学博士)にご説明いただきました。

県内各地を結んでの遠隔講義が可能ということで 考えられるプロジェクトの幅が大きく広がりました。


 


最後に 鳥取大学の岩崎 正美理事(副学長 農学博士)にも加わっていただき 記念写真を撮りました。

鳥取大学に協力していただきながらこのプロジェクトを進めて行き、プロジェクトの期間が終了した後は、鳥取大学にこのプログラムを引き継いでいただくという理想の形が見え、大変有意義な話し合いになりました



午後は 鳥取市役所に伺いました。
途中、明治大学の創始者 岸本 辰雄先生の胸像の前で記念撮影です。

 

市役所へは 鳥取県庁の吹野氏に案内していただきました。
軽快に歩かれる吹野氏の歩幅に必死でついて行きながら 「鳥取の方は元気ですね」と話しました。
実は、昨日の県庁までの道のりで、岸田氏(鳥取県 東京事務所)について行く際も 同じ状況で同じような話をしたのでした…。

 

市役所でお会いした 田中 美貴枝 鳥取市総務部人権政策監男女共同参画課長 男女共同参画センター所長は 華やかな笑顔が印象的な素敵な女性でした。

「とっとりグランマ倶楽部」で想定している受講者と同じ立場の女性の意見はとても貴重です。そういう意味でも 田中所長のような方に協力していただける事は とても心強いです。



追記

 



1日目の夕飯に立ち寄った店で まさに『とっとりグランマ』な女性にお会いしました。
てきぱきと働く、笑顔がとても素敵な方だったので、お願いして一緒に記念写真を撮らせていただきました。
こだわりを持ったご主人と二人で営む『海』は 常連客で賑わうアットホームなお店で、メニューにないおにぎりを出してくれたり 大きな梨を切ってくださったりと、鳥取の方のやさしさに触れた とても嬉しい時間でした。



初めての鳥取訪問でしたが、鳥取県、鳥取市、鳥取大学の方々と話す中で、「とっとりグランマ倶楽部」結成プロジェクトの方向性が明確になると同時に、プロジェクト成功への意欲が湧き上がってきました。
次回の訪問までに 更にいい企画にしていきたいと思います。

最後になりましたが、鳥取県庁、鳥取市役所、鳥取大学の皆様、そして、2日間で出会った鳥取県民の方々、本当にありがとうございました。