2008年7月19日(土)「とっとりグランマ倶楽部」結成プロジェクト
第二段階 地域貢献の現状を学ぶ
「私の一歩が地域を変える」 「地域の活性化に貢献 事例2」(オープン講座)が行われました



「私の一歩が地域を変える」 明治大学商学部教授 水野勝之

第2段階の最終日にあたる今日は、講座全体のテーマにもなっている「私の一歩が地域を変える」の講義が行われました。
水野勝之・明治大学商学部教授の講義のあと、事前に取ったアンケートの結果に基づき、希望するテーマごとのグループ分けを行ないました。



6月から一緒に学んでいるみなさんですが、他の方とお話しする機会はほとんどなかったと思います。今回初めて受講生同士で語り合う時間が取られたのですが、さすが女性、すぐに和やかな雰囲気になりお話しも弾んでいる様子でした。
グループの中で、事務局と受講生の方とのパイプ役をお願いするリーダー役も決めていただきました。
地域や年代を越えて、同じテーマを目指すグループで話し合いを進めていき、最終的には地域調査、実践、成果発表とつなげていきます。
その手始めに、8月に行う自立学習の朗読の実践を各グループで行う予定です。



 オープン講座 「地域の活性化に貢献 事例2」 NPOフュージョン長池 理事長 富永 一夫

午後は、オープン講座ということで、会場を講義室に移して「地域の活性化に貢献 事例2」が行われました。
講師の富永氏は、人間関係が希薄だった長池地区に引っ越してきて、砂のような人工都市 多摩ニュータウンを心の通うオアシスのようなコミュニティに変えようと地域活動をされて来た方です。

ご自分の経験を元に、地域を活性化するために必要なことは何か、必要な人材とはどういう人なのか…など、地域貢献に大切なことをたくさん教えていただきました。

受講後のアンケートでも、「自分にも何かできるかもと思えた」「夢が持てた」「地域貢献に一歩踏み出せそう」という意見が出ており、グランマの皆さんの心にも何かが響いたのだと思います。



前日、各グループの地域調査の際に一緒に加わっていただく鳥取大学の学生さんとお会いしました。
お二人は、これまでも地域の方と一緒に色々な研究や活動をされているとのことで、心強いパートナーになっていただけそうです。
世代を超えた地域貢献という意味でも、とても楽しみです。

今回は、鳥取大学の林理事と地域学部の野田先生にもお会いして、鳥取についての興味深いお話しもたくさんうかがうことができました。第4段階の地域調査に向けて、一歩前進することができたと思います。