2009年3月8日(日)
嬬恋村と明治大学との連携事業「安全・安心ワールドを創る」が行われました。



12月に嬬恋村と明治大学が協定を締結したことを記念し、明治大学理工学部教授 北野 大先生の、記念講演「現代の食を考える―食料安全保障と食の安全性―が行われました。
又、その日はNPO「好きです、嬬恋」の活動報告と定期総会も行われ、新会長に、武捨英幸さんが就任されました。





熊川 栄嬬恋村村長と、明治大学副学長 吉田悦志先生のご挨拶では、嬬恋村と明治大学がこれから、相互の交流及び発展を図っていくというお話しがありました。




記念講演「現代の食を考える―食料安全保障と食の安全性― 
明治大学理工学部教授 北野 大  
 

皆さんが楽しみにしていた北野先生の講演です。
パワーポイントを使った、専門的なお話しの中に、ご自分の事や、弟の北野たけしさんのお話などを交えた楽しいお話に、会場は終始なごやかな雰囲気でした。
会場には、農業関係者の方も多数おられ、農薬や遺伝子組み換えなどのお話しを熱心に聴かれていました。

あっと言う間の1時間半でした。





NPO「好きです、嬬恋活動報告

明治大学が行った、「社会人の学び直しプログラム」の受講生の方が立ち上げたNPO「好きです、嬬恋」も、発足から1年がたち、最近ではメンバーがテレビや新聞の取材を受けるなど、その広がりに期待と注目が集まっています。
今回嬬恋村に伺った明治大学関係者も全員が会員です。(今回初めて嬬恋村を訪れた北野先生と、事務局の山アも、この日に会員になりました。

「好きです、嬬恋」の副会長、松本さんの活動報告のあと、参加された、商学部教授 水野勝之先生、商学部教授 大友純先生、農学部准教授 池田敬先生よりコメントをいただきました。
プロジェクトに関わりの深い先生方ですので、嬬恋村のみなさんも再会をとても喜んでくださいました。





紙芝居 「キャベツ畑の探検」

続いて、嬬恋村農業委員会が企画をし、キャベツ畑の主婦10名で結成したボランティアサークル「おちょんきねっと」(「好きです、嬬恋」の会員も多数参加)の皆さんがお手伝いをして完成した紙芝居、『キャベツ畑の探検』の発表が行われました。
この紙芝居は、キャベツの成長する過程を、子供にも分かりやすく説明した内容で、嬬恋村のキャラクターである「嬬キャベちゃん」も登場します。
農家の方の色々な苦労や工夫も分かり、是非、都会の子供たちにも見せたい内容でした。




NPO「好きです、嬬恋」定期総会

休憩を挟んで、「好きです、嬬恋」の定期総会が行われました。
事業報告、事業計画のあと、役員の改選が行われ、新会長には、武捨英幸さんが就任されました。
惜しまれながらの退陣となった前会長の久保八百子さんも、顧問として残られることになりました。



総会も無事に終了し、そのあと、今後の活動について皆さんの意見を伺いました。
その中で、明大からも「好きです、嬬恋」の役員として参加をして欲しいとの要望があり、それに応える形で、水野先生、大友先生から「大学をどんどん活用していって欲しい」というお話がありました。
「好きです、嬬恋」の新メンバーの紹介もあり、エクステンションの山アも紹介されました。




その後、明大関係者が宿泊した休暇村鹿沢高原で、懇親会が行われました。
嬬恋の懇親会ではおなじみの、『一期一会』の前で、今回も写真撮影です。
いつも笑顔が素敵な『好きです、嬬恋』のみなさん、これからの活動に期待しています。