2009年6月19日(金)
長和町 「歴史遺産ボランティア育成プロジェクト」 講義


「歴史遺産ボランティア育成プロジェクト」 2日目の講義が行われました。

事務局山アによる講師紹介 熱心に学ぶ受講生のみなさん
小林 康男  平出博物館長 講義
大國 晴雄 太田市教育委員会教育部長 講義




「地域活性化の事例@ 市民が支える平出遺跡」
                        小林 康男 長野県塩尻市平出博物館長


平出遺跡の発掘調査から50年にわたる保存と活用の歩みのなかで、市民の果たす役割が報告されました。
「町の美しさは歴史によって磨かれ、住民の誇りによって守られる」(角館前町長)という言葉で締めくくられたのが印象的でした。



『地域活性化の事例A 石見銀山の世界遺産登録とその後」
                        大國 晴雄 島根県太田市教育委員会教育部長

石見銀山遺跡と生産に関わった人々が生活してきた集落地域を含めて文化的景観として残す取り組みが報告されました。

石見銀山大森町住民憲章には、「このまちには暮らしがあります。私たちの暮らしがあるからこそ世界に誇れる良いまちなのです。私たちはこの町で暮らしながら人との絆と石見銀山を未来に引継ぎます」とあるそうです。