商品部門

商品部門 Commodity

展示内容

前身の商品博物館では、高度経済成長下における機械工業製品躍進の一方、在来の手工芸的製品の衰退に危機感を持ち、伝統的手工業製品(伝統的工芸品)の収集・展示を始めました。漆器、染織品、陶磁器などの製品は、我が先人の生活の所産であり、誰もが日常的に接する最も身近な日本文化と言えます。展示では、商品の原材料、部品、製造技法、半製品から完成品にいたる製造工程、意匠の種別などを紹介し、世界にたぐい稀な意匠表現の豊富さを誇る、日本の伝統的工芸品の全体像を端的に一覧いただけます。 

展示内容

漆器

漆器

漆器

漆器

 素地の表面にウルシの木の樹液を塗った製品。耐水性にすぐれ、適正な取扱によって高い耐久性を示します。固化後の漆の美しい“つや”、繊細な技法による加飾は装飾性に秀で、日本の代表的な工芸として世界的に評価されています。展示では“胎”の種別、漆芸の種別、木地加工の種別、木地加工から下地、中塗、上塗までの製造工程、金蒔絵や螺鈿など代表的な加飾技法を紹介しています。
染織品

染織品

染織品

染織品

藍染の深い青や友禅染の華麗な絵柄。麻糸、絹糸、木綿糸などを用いて様々な風合いの布地が生産され、織り技法、染め技法によって多種多様な絵柄・文様が表現されてきました。和装の着尺地・帯地が生産の中心でしたが、近年では、高級衣料生地化が進み、洋服生地はもちろん様々な生活用品の材料として応用されています。展示では絵柄を構成するしくみや、染色技法(絞り染・小紋染・友禅染)の染色工程などを紹介しています。 
竹木工品

竹木工品

竹木工品

竹木工品

我々の祖先は、身近な自然の中からとれる木・竹・蔓・茎といった植物を加工して、様々な生活用品を作ってきました。大規模な産地は少なく、国産品としては日常雑器類が姿を消し、美術工芸的付加価値の高い装飾調度が主流となりましたが、その製品の中には素朴ながらも非常に精緻な技術が今日に継承されています。竹細工の編み見本や製造工程について紹介しています。竹ひごが華麗な工芸品へと変化する姿をご覧ください。 
金工品

金工品

金工品

金工品

鉄、銅、銀、錫などの金属を、鋳造、鍛造、研磨して成形します。銅像や梵鐘など大型のものから、彫金や象嵌など精緻な装飾が施されたもの、包丁や食器などの実用品からインテリア類まで、各々の金属の特性に応じて様々な製品が生産されています。展示では、鎚起銅器・打刃物・鋳造品について原材料や製造工程を紹介しています。 
文具

文具

文具

東アジアの伝統的な筆記具。様々な工芸技法が応用され意匠・装飾が凝らされています。筆・墨・硯に和紙を加え、文房四宝と呼ばれます。実に多様な動物の毛からなる筆の原材料見本や製造工程を展示しています。  
和紙

和紙

和紙

楮・三椏・雁皮などの植物性繊維を簀の子で漉いて作られる和紙は、強靭で耐久性に優れ、また、独特の風合いがクラフト紙やそのほか様々な材料として応用されています。原材料や漉槽の模型を展示しています。 
陶磁器

陶磁器

陶磁器

陶磁器

粘土素地を成形して焼成硬化させたものが陶磁器です。素地原料の風合いを生かしたもの、表面を覆うガラス質の釉薬の発色による装飾、絵の具で絵柄が施されたものなど、その意匠表現の多様さは世界でも群を抜きます。展示では原材料の別による製品の種別、釉薬原料とその発色、焼成方法の違いによる発色の違い、陶器・磁器それぞれの下絵付を含む製造工程、磁器への上絵付の工程などを紹介しています。 

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