明治大学博物館

企画展「『リトルウィッチアカデミア』の世界:アニメ発メディアミックスの新潮流」展を開催しました

2015年10月16日
明治大学 博物館事務室

企画展「『リトルウィッチアカデミア』の世界:アニメ発メディアミックスの新潮流」展を開催しました
 
国際日本学部森川嘉一郎研究室が主催し、標記の展示を8月28日から9月19日まで開催いたしました。
 国際日本学部では2008年の開設以来、世界的に親しまれ、政府により日本の輸出文化・産業の有望な一画として位置付けられている日本のマンガ・アニメ・ゲームを研究・教育の対象とし、その発信の方法論と併せて追究してきました。本展示はその探求の一環として、日本のマンガ・アニメ・ゲームを表現と産業の両面から特徴付け、その独特の発展に与ってきた「メディアミックス」と呼ばれるプロデュースの手法に焦点を合わせたものです。手法の発達を促進してきた前世紀の諸作品を概観するとともに、その蓄積の上に新たな潮流を現在起こしつつあるアニメ作品『リトルウィッチアカデミア』のメディアミックス展開を巡る展示を、アニメの原画類、マンガ版の原稿、関連商品、さらには展示のために撮り下ろされたメイキング映像などによって、多角的に構成しました。
 展示に際しては作品の製作会社のご協力の下、来場者に向けた独自のキャラクター商品を企画・製作し、メディアミックスを構成する重要な要素の一つとして会場で販売しました。