力の誇示・馬形埴輪の世界
古墳時代に大陸からもたらされた馬は、農耕や軍事的な用途で利用され、やがて埴輪として古墳に樹立されるようになりました。馬形埴輪はその大きさと豪華に表現した馬具によって有力者の権威の象徴となるとともに、各地域独自の表現を見せるようになっていきます。明治大学博物館所蔵の茨城県・栃木県の馬形埴輪から、その変化の様相をたどります。
<主催:明治大学博物館>
茨城県大日塚古墳の埴輪—最新の発掘調査成果から—
茨城県行方市に所在する大日塚古墳は、猿の埴輪(東京国立博物館蔵)が出土したことで全国的に有名です。2015年の文学部考古学研究室による発掘調査で、高さ1mを超える家形埴輪や4体以上の人物埴輪が発見され、大日塚古墳における形象埴輪群の様相を復元する重要な成果が得られました。本展では、新たに発見された埴輪群を初めて公開するとともに、常陸の古墳時代史のなかでの位置付けを考えます。
<主催:明治大学文学部考古学研究室>
会 期 |
2018年2月3日(土)~3月4日(日) ※会期中無休 |
会 場 |
明治大学博物館 特別展示室 |
開館時間 |
10:00~17:00(入館は16:30まで) |
料 金 |
無料 |
関連イベント |
【ギャラリートーク】 2018年2月24日(土)11:30~ 明治大学博物館 特別展示室にて |