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合格者体験談

夢を形にする場所

政治経済学部 政治学科 福澤将明
(2013年3月卒業)

内定先:国家総合職 財務省財務局

 

 大学1年のとき、行政研究所のパンフレットを手に取った私は「絶対に国家公務員になる」と固い決意をしていました。それから早4年の月日が流れました。夢、理想、志。時に挫折しそうになりながらも最後まで走り続けることができました。全くかっこよくはなかったけれど、「自分の志と向き合い続けた4年間」だったと思います。私の大学4年間を支え、自分の想いを実現してくれたのが行政研究所でした。

行政研究所には学生を支えてくれる先生方がいます。公務員試験の勉強だけではなく、政策の考え方や日本の現状などいろいろなお話をしてくれます。官庁訪問対策は自らの考えの至らなさを痛感し、自分の考えを洗練させることができる良い機会となります。

また、行政研究所には同じ思いを持った仲間がいます。公務員試験は科目数も多く、試験後の面接までを考えると気が遠くなるプロセスです。仲間と支え合うことが不可欠となります。行政研究所に入れば仲間の頑張る姿を見て自らのやる気を鼓舞し、切磋琢磨する中でともに目標に向けて歩みを進めることができます。

そして、行政研究所には学生を支援してくださるOBの方々がいます。自らの就職活動の経験や面接対策、実際の業務について貴重な話を聞くことができます。OBの方々の支援により学生はさらに深く自分の進むべき道を考えることができます。

行政研究所は各々の想いを実現してくれる可能性に満ちた組織です。あとは、最後まで諦めずに自分の想いに向き合い続けられるかです。実力の不安、就職への不安、自分自身の志に対する不安……。多くの人がそうであるように、私自身も進路を決めるにあたって迷いや不安と戦いました。そのとき、行政研究所での日々が脳裏に蘇り、「行政研究所での努力を無駄にしてはいけない」と初心を貫き通すことができました。

私は明治大学に入学し、そして行政研究所の研究生として学生生活が送れたことをとても幸福に感じています。自由な時間が多く、それゆえ誘惑も多い大学生活は一瞬のうちに終わりを告げます。自分の理想とする将来を得るためにこの4年間をいかに過ごすか。私にとってその答えの一つが行政研究所でした。この文章を読んでいる方の中には、自分の将来図をすでに描き始めている人もいると思います。もし、熱い志を遂げるために大学生活の一つの選択として行政研究所を選んでくれるのであれば、去る身としては頼もしい限りです。ぜひ、行政研究所に入り有意義な時間を過ごしてください。そして、どんなことがあっても最後まで自分を信じ、絶対に自分の夢を形にしてください。