弁護士 山下優子さん



法制研究所の活用法とメリット

法制研究所では、予備校が実施している短答式の答練や、試験直前の模試を受験しました。法科大学院で実施される期末試験では、学内における自分のおおよその立ち位置しか把握することはできません。予備校の試験を受験することに抵抗感のある方もいらっしゃるかもしれませんが、私にとっては、実際の試験と同様、他の法科大学院出身者も含めた場合に、自分自身の点数がどの程度の順位にあたるのかということを数値として客観的に認識することができ、非常に有益でした。他方、論文の起案は、同級生と行うものが中心でした。中でも、2年次のクラスメイトと始めた既修者・未修者混合のゼミは、司法試験受験の直前までの約2年間継続しました。法科大学院修了後は、大学院の自習室は使えなくなってしまうのですが、法制研究所の自習室やゼミ室を利用することができたので、修了後も在校中と同じペースでゼミを続けられたことは非常にありがたかったです。

現在の仕事について

私は、一般民事全般に携わる弁護士として、相続や離婚等の家事事件のほか、貸金返還請求事件や労働事件等、様々な事件を担当しています。もともと大学ではフランス語を専攻し、国際人権法を学んでいたこともあり、日本に居住する外国人に対する法的支援に関心がありましたので、現在は数件の外国人事件を個人事件として受任しています。今後は外国人の法的支援の向上にも貢献したいと思っています。同期や諸先輩方と比較すると、比較的のんびりと仕事をさせていただけているので、会務活動(弁護士会や日弁連での委員会活動等)にも積極的に参加しています。昨年の10月には、自由権規約の日本政府報告書審査のために、ジュネーヴの国連において開催された、自由権規約委員会の委員数名と日本のNGOとのミーティングに日弁連から派遣していただき、短時間ながらもプレゼンをする機会をいただきました。

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